1.マスクをしてください
私たちは病気をうつさないためにマスクをしています。歯科医師や歯科衛生士から、治療で患者様へ新型コロナウイルスを移したという報告は、全国で1例もありません。「他人からうつされない」と同時に「他人にうつさない」ことを大切にしてください。
2.手を洗ってください
感染予防の基本は手を洗うことです。私たちは感染対策の基本(スタンダードプリコーション)を守り、毎日数え切れないほど手を洗います。患者さんのお口の中を触るときは必ずグローブをします。診療室の中はとても清潔に保たれています。待合室から診療室に入るとき、当院をでるときは必ず手を洗ってください。
3.無理をせず、家で休んでください
新型コロナウイルスは、弱った体に入り込みます。体調の悪い時は、外出は控えてください。自分では元気だと思っても、熱があるときや咳が出るときは休んでください。私たちも体調が悪い時は仕事をしません。お互い思いやり気持で「他人にうつさない」「不快な思いをさせない」ようにこころがけましょう。
4.うがい・歯磨きをしてください
ウイルスは、口や喉の粘膜に触れただけでは感染しません。正しいうがいによって、感染のリスクを下げることができます。口の中が不衛生だと、誤嚥性肺炎・細菌性肺炎などのリスクが上がり、新型コロナウイルス性肺炎が重症化しやすいことが知られています。介護現場等での口内環境の悪化は、特にリスクを高めます。今こそ命を守るためにも、口の中の衛生が大切です。
5.むし歯を放っておかないでください
むし歯を放っておくと、やがて歯を失うことになります。噛む機能が足りないと、糖質偏重の食事になりがちです。タンパク質不足が進行し、免疫力の低下を引き起こし、ウイルスに感染しやすい体となります。
コロナに負けない体作りは、栄養、運動、社会参加の3つです。
6.メインテナンスは継続してください
健診とは、むし歯の有無や歯周病の進行を調べること。メインテナンスとは、むし歯や歯周病を進行させないために歯科医院で計画的に維持管理すること。健診とは目的・内容が違います。メインテナンスは計画的な治療です。継続していただくようお願いいたします。
7.中村歯科医院に相談してください
お口の中の病気はむし歯や歯周病だけではありません。舌の病気、顎の病気、骨の病気など様々です。これらの病気をいち早く発見し、治療することによって救われる命がたくさんあります。
今は歯科医師の判断で延期する治療もございますが、治療やメンテナンスの継続・延期は、ご自身で判断なさらず必ず当院にご相談ください。
+1=大切な8つ目のお願い
新型コロナウイルスに対して、患者さんを助けるために、医療従事者はみんな頑張っています。そんな中、風評被害で医療従事者が乗車拒否されたり、彼ら彼女らのお子さんが通園を断られたり、ということが起こっています。感染が怖いのは医療従事者も同じ。それでもみんなの命のために闘ってくれている人々に、感謝のエールを送れる社会でありたいです。私たち歯科医療従事者も皆様の健康寿命延伸のために、頑張ってまいります。